お役立ち情報《知っ得歯科》

TIPS

  • Q. 2000年代に入って、世界的に虫歯が激減したのは何故ですか?

    A. 世界の著名な専門家にアンケートを取った研究によると一番一致した答えは、歯磨きにフッ化物が配合されたからでした。虫歯予防には、フッ化物が入った物を使いましょう。

  • Q. 歯周病に抗生剤の服用は効果あるのでしょうか?

    A. 抗生剤の服用の研究は、数多くされましたが、いずれも効果は一時的でした。耐性菌を作るので、一般的に使わないのが原則です。

  • Q. インプラントは、いつ手術するのですか?

    A. 歯を失った原因を解決してからです。治療の決定権は、あくまでも患者さんです。歯科医が勧める場合は、辞めた方が良いです。

  • Q. 歯の痛み、歯茎のいたみ?

    A. 歯に感じる痛みは、重度の虫歯、歯茎の炎症、歯の根の治療の失敗、歯根破折、顎関節周囲筋肉痛など様々な場合があります。鑑別診断が、とても重要になります。安易に歯の神経を取られ無いように注意してください!

  • Q. 予防治療、メインテナンスの間隔は?

    A. 虫歯、歯周病は、罹りやすさ(感受性)に大変個人差があります。間隔は罹りやすい方は短く、罹りにくい方は長くて構わないのです。短い方は2ヶ月、長い方は6ヶ月です。

  • Q. 歯に詰める物や被せる物の境目は、歯茎の下、上?

    A. 前歯の場合、歯周病の方以外は、歯茎の下でも構いません。奥歯の場合、虫歯のリスクが高い方以外は、歯茎の上で作る方が良いのです。適合確認、接着の精度が悪くなるのです!

  • Q. 詰め物や被せ物はいつまで持ちますか?

    A. 患者さんのブラッシングのレベルと定期的に歯科医院での予防治療を続けていけるかどうかによります。

  • Q. 根管治療で使うファイル(針)を使い捨てしますか?

    A. 使い捨てにはしません。この患者さんは、おそらく器具の折れることか感染の心配をしているのでしょうが、ファイルの破折は新品でも使い方で折れます。器具は、完全滅菌することで大丈夫です。