お役立ち情報《知っ得歯科》

TIPS

  • Q. 歯の根の治療後に入れる土台(コア)は、何が良いのですか?

    A. 金属かファイバーポストジンコアの選択肢があります。歯根破折の予防には、レジンの方が良いです。細くて強度が必要な歯では、金属の方が良いです。歯科医の慎重な見極めが重要です。

  • 根管治療時のラバーダムの使用

    歯の根の治療時に根管内に細菌を入れない事が、治療の成功のために最も重要ですが、日本の専門医の資格(?)と有する歯科医でも必ず使用するのは、驚くことに6割という研究が、最近の歯内療法学会から発表されました!

  • 根管治療の再治療について

    被せ物(クラウン)を外さずに、穴を上から開けて治療できることも多いです。ただし今多く使われているジルコニアは、硬過ぎて不可能です。ジルコニアは、硬過ぎて人体に使うべきでは無いという意見も多いのです。

  • Q. 再根管治療の成功率は、何故低いのですか?

    A. 歯の根は、特に先の方で枝分かれが多く、細菌除去が困難です。そのため、一度細菌感染し病変ができると、正確な治療でも成功率は80%に下がります。

  • お世話になった先生たち(歯科)2

    故宮原あつむ先生日本の超音波による根管治療のパイオニアです。若い時に大阪のクリニックへ見学に行ったのが、忘れられません。現代の根管治療で、超音波ファイル無しには考えられません。

  • 根管治療の失敗

    昨日来院された患者さんもそうなのですが、根管治療の失敗の歯に根管治療を正確に治療できない、知識のない歯医者にかかると破折したと抜歯を勧められるので、気をつけてください!

  • Q. 根管治療で使うファイル(針)を使い捨てしますか?

    A. 使い捨てにはしません。この患者さんは、おそらく器具の折れることか感染の心配をしているのでしょうが、ファイルの破折は新品でも使い方で折れます。器具は、完全滅菌することで大丈夫です。