TIPS
28才の患者さんが検診で来院されました。
【赤部分】クラウンの不適合、中で虫歯が進み、ボロボロになります。
【黄部分】根管治療失敗による根尖病変。歯根吸収を起こします。
レントゲン撮影で発見できました
左 奥から3番目健康な状態
右 2.5年後深い虫歯
5年ぶりの患者さん。
左 歯周病の再発
右 境目からの虫歯
歯の治療歴は、写真が1番分かりやすく重要となります。
左 金属の詰め物の隙間
右 除去した直後の虫歯
歯並びと歯周病、虫歯の発生率に相関はありません。(コクランレビューより)
当院で25年.3か月毎メインテナンスの患者さん。
何の問題もありません。
虫歯、歯周病は、治療されても歯磨きの問題がある方は再治療になります。
再発させない為にはご自身の歯磨きと定期的な予防治療が必須です。
24才虫歯重症の患者さんが来院されました。
痛みが、ひどくなった段階で歯の神経は残せないです。
他院のマウスピース矯正で生じた初期虫歯。矯正開始前の口腔衛生指導の質が重要!
写真の青部分が初期虫歯
患者さんが、気づかないで歯の間から進んだ虫歯です。
左 術前
右 術中
他院の治療で痛みが出て、神経(歯髄)を取る患者さんが多く来院されてます。
冷たいものがしみるのは、しみ方により虫歯、知覚過敏、破折があります。
診断能力は、歯科医により差があるのが現実です。
担当歯科医が検査の結果、診断するその説明に注意してください。
10年前、他院で前歯の小さい虫歯治療(レジン充填)が隙間があったために虫歯が神経のある部位まで進み、膿んだケース。
小さな虫歯でも、正確な治療でないと重症化します。
左 根の尖が腫れてます
右 根管治療の開始
ホワイトニングで、歯の痛み(歯髄炎)が生じるケースが多く報告されています。
従前の診査が、重要です。
虫歯治療や、ひびがある歯は禁忌です。
A. 虫歯、歯周病の原因除去から始める、科学的根拠に基づく治療です。目的は歯を長くもたせることです。
痛みは、ありません
左 処置前
右 歯茎を除去し治療中
抜歯の可能性大
下の奥歯2本に矯正装置の境目から虫歯ができてました。矯正治療前、治療中の予防治療が、重要です!
疫学調査によると、虫歯のできるのは10代と70過ぎてからという事が分かってます。高齢者は、歯と歯茎の境目、歯の根っこにできやすいです。進行が早いので要注意です。
昨日の患者さん保険治療(他院)の銀歯の再治療です。右の写真は、10年後銀歯の下に新たに出来ていた虫歯です。
A. 自発痛(何もしなくても痛む)、打診痛(叩いて痛む)場合は、ほぼ歯髄炎が不可逆で起きているので、残せません。
虫歯治療の第一歩は、歯磨きの問題、食事の問題などを改善することです。削って詰めるのは、その次のステップです。
今日の虫歯治療患者さん。虫歯削った後、象牙質の保護剤を塗布しているところ。しみるのを防ぐための処置です。省略する歯医者が多いので注意!
虫歯の場合、麻酔の前に必ず歯髄(神経)生活反応をしないと誤診します。神経が死んでるかもしれないので、治療が異なるのです。
A. フッ化物配合のうがい薬が、有効です。
A. 虫歯は、食習慣、歯磨き習慣と相関がかなりある病気です。虫歯の8割は無症状です。歯医者に行く習慣が子供の頃からある方ほど、虫歯はできにくいことが分かっています。
A. 初期の虫歯は、削らないで予防処置で止められるのです。削らないほうが、実は経過は良好なのです!削りたがる歯医者に注意してください!
A. 痛みがない虫歯を削る時は、麻酔をしないで治療しないと削りすぎるので、麻酔無しで治療する事が重要!
A. 虫歯になりやすい歯、なりにくい歯というのは、本来ありません。元々の細菌構成が異なり、虫歯の原因菌が増えやすい方がいます。ブラッシングとフッ化物配合歯磨剤の正しい使い方で、虫歯は予防可能です。
昨日の患者さん、他院で虫歯で削って詰めると言われたので診てほしいと来院されました。少し着色しているだけでした。全く削る虫歯では、ありませんでした。すぐ削る歯医者に注意!