TIPS
歯髄保護のMTAセメント使用以前の問題は、歯科医による削り過ぎを注意!
歯科医師が数人いる歯科医院で起きた医療事故です!
伝達したのにべつの歯医者が親知らずと間違えて、手前の健康な歯を抜きました。
担当が変わる歯科医院には、注意しましょう!
A. 数年前に横浜から来た患者が、他院でブリッジを入れたため歯茎が下がったので診て欲しいと相談されました。噛み合わせで歯茎は下がりません。歯磨きによる退縮です。患者はその歯科医を訴えて賠償金を取りました。
虫歯は、進行性と非進行性に分けられます。
非進行性虫歯は削りません。
定期的にチェックと予防治療を続けます。
左 術前
右 磨き残しをチェック。この後、清掃しフッ化物塗布。
他院のマウスピース矯正で生じた初期虫歯。矯正開始前の口腔衛生指導の質が重要!
写真の青部分が初期虫歯
患者さんが、気づかないで歯の間から進んだ虫歯です。
左 術前
右 術中
レントゲン検査や問診で、安易に削らない方が良い虫歯です。
左 術前
右 術後 レジン充填
今日来院された患者さん。
他院にて、上の歯すべて抜いて総義歯と言われたそうです。
残せる歯を抜く歯医者がいるので注意!!
写真 青部分は検査の結果残せる歯でした。
日本の歯科大学は、各科の閉鎖性が強くて患者さんが不利益を受けているケースをよくみます。
このケースは東京医科歯科大学で歯周病治療されてなくてブリッジ治療されてます。更にブリッジの適合が悪いです。
左写真
診断 歯周ポケット4mm出血あり
右写真
きつめの歯間ブラシで圧を上奥にかけるように指導
歯の根の治療器具の処理に関する群馬県での研究
(日本歯内療法学会令和5年9月号より)
今だに滅菌しない歯科医院が30%にものぼります!
非常に危険です!
冷たいものがしみるのは、しみ方により虫歯、知覚過敏、破折があります。
診断能力は、歯科医により差があるのが現実です。
担当歯科医が検査の結果、診断するその説明に注意してください。
他院の治療で痛みが出て、神経(歯髄)を取る患者さんが多く来院されてます。
インプラント周囲炎のため痛くなり、除去しました。
左 レントゲン写真
右 【赤部分】除去したインプラント
【青部分】隣の破折歯
左 受傷10時間後に来院
右 整復固定 この応急処置が重要です!
特に軟らかい毛先をお使いの方は、大変磨き残しが多いです。
10年前、他院で前歯の小さい虫歯治療(レジン充填)が隙間があったために虫歯が神経のある部位まで進み、膿んだケース。
小さな虫歯でも、正確な治療でないと重症化します。
左 根の尖が腫れてます
右 根管治療の開始
顎関節症は、噛み合わせが原因ではありません。(コクランレビュー参照)
12才の女の子
【青部分】永久歯
【赤部分】乳歯
この場合、早めに乳歯を抜いて永久歯を磨きやすくします。
全ての医療関係者、患者さん達への必読書です。
当院治療例
ファイバーポストレジンコア直接法
左 ファイバー試適
右 完成
左 根の尖に膿の袋ができてます
右 青木歯科で再治療直後
薬の入り方に注意!
もちろん、ラバーダム
マイクロスコープ使用
検診時のチェック、検査を衛生士任せにしている歯科医院に注意!
形だけで、重要なところを見逃され重症化する可能性が、よく見受けられます。
A. 殆ど無いです。
虫歯のチェックは、明るいライト下、歯がきれいな状態、乾燥下という環境が必須です。
従って歯科用ユニットで検診しなければ、判りません。また必要なレントゲンも撮れないので見逃しが多いです。
A. 継続的予防治療により、
原因除去ができます。
虫歯、歯周病が殆ど防げます。
もう一つ重要なことは、医療費削減できるからです。
左 ライカ社製のマイクロスコープ
右 歯石除去中
左 術前他院での8年前の治療
右 前歯4本再治療 歯茎の整形手術により歯肉を整えてます
2つの歯科医院で破折なので抜歯と言われた患者さん。
破折でなく根管治療の失敗でした。治療可能です。
歯医者に抜歯と言われたら注意してください!
左 歯周ポケット8mm
右 レントゲン写真